WordPressサーバーをRaspberry pi3に移行する

本サイトはRaspberry Pi B+で稼働させてきましたが、この記事を書いた際に購入したRaspberry Pi 3を活用できてなかったので、移設しました。

これまでと同様、Ansibleを使用してセットアップします。また、Raspberry Pi 3のシステムを先に構築してから移行することで、システム断の時間を最小限にするようにしました。

ハードウェア
Raspberry Pi 3
外付けHDD(東芝HD-SB50GK)

OS
RASPBIAN JESSIE LITE(Raspbian GNU/Linux 8.0)
 Version:November 2016
 Release date:2016-11-25
 Kernel version:4.4

移行の流れは以下の通りです。
1.旧WordPressのバックアップ
2.Raspberry Pi 3の初期設定
3.Raspberry Pi 3 にWordPressをセットアップ
4.WordPressのリストア
5.ネットワークの切り替え

以下、手順の詳細です。

1.旧WordPressのバックアップ

Ansibleサーバーを起動し「シェルスクリプトでWordPressをバックアップする」に記載した「Ansible Playbookでバックアップ」のPlaybookを実行し、Ansibleサーバー上にバックアップを取得しました。

2.Raspberry Pi 3の初期設定

Raspberry Pi(raspbian)にWordPressをAnsibleでセットアップする(その1)」と同様に、Raspberry Pi 3の設定を行います。
OSには旧WordPressサーバーとは別のIPアドレスを設定します。

現行のRaspberry PiのOSはDebianのjessieベースなので、静的IPアドレスを/etc/dhcpcd.confで設定することが推奨されているようです。しかし後述のPlaybook内でdhcpcdを無効化するので、従来通り/etc/network/interfacesで設定しました。

3.Raspberry Pi 3 にWordPressをセットアップ

以下リンク先のPlaybookを実行し、セットアップを行います。WordPressのZipファイルが古いですが、リストア時にバックアップ時のバージョンになるため問題ありません。
その2 raspbianの共通設定を行うplaybook
その3 外付けHDDをマウントするplaybook
その4 メインのplaybookを実行しwordpressをセットアップする

一部Playbookを修正したため、以下に記載します。

15~17行目
外付けHDDにデータが残っていると予期しない動作をしてしまうため、ファイルを全削除する記述を追記しました。

7~8行目
resolv.confの設定反映のため追加しました。

4.WordPressのリストア

新WordPressサーバーにWordPressをリストアします。「シェルスクリプトでWordPressをバックアップする」に記載した「wp_backup.sh_setup.yml」でバックアップシェルをセットアップしたのち、リストアを実行します。

wp_backup.sh_setup.ymlに一部追記しました。

末尾2行にディレクトリを作成する記述を追記しています。

割愛していたリストアのPlaybookは以下の通りです。

5.ネットワークの切り替え

最後に、ルーターのIPマスカレードの設定を変更し、外部NICからのwww通信(80番ポート)を新WordPressサーバのIPアドレスに変換するよう設定します。

結果

5.の実行後、すぐに新WordPressサーバーでの稼働に切り替わりました。
手作業だとそれなりに手間がかかったと思いますが、以前作成していたAnsibleのPlaybookを使用してセットアップすることで、簡単に移行できました。

また、Rabpberry Pi 3に切り替えたことで、パフォーマンスが改善しました。
特にキャッシュが効かない、更新直後のページ表示速度が約10秒から2~3秒まで短縮しました。キャッシュが効いている状態であれば1秒程度なので、CPUの性能上昇が顕著に出ているようです。

現在、既にRaspberry Pi 3 で稼働しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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